カスティーリャ・ラ・マンチャ地方の、厳しい寒さと暑い夏を耐え忍ぶ卓越したオリーブ品種として、コルニカブラは大昔からこの地域で好んで栽培されてきました。
この地帯の天然品種であるコルニカブラは、農学的にこの品種の野生的な側面だけが評価されているのではなく、この品種が産むハイクオリティなオイルの品質も非常に注目されているのです。
この品種だけがDenominacion de Origen Protegida(原産地呼称保護制度)によって保護されており、モンテス・デ・トレドMontes de ToledoというDOPに属しています。
カサス・デ・ウアルド農園のコルニカブラは、最も高い標高にあるオリーブ畑で栽培されており、石灰質の少ない土壌がその栽培に選ばれています。
しっかりと管理された灌漑システムと、農園内の独特なミクロククリマ(微気象)のおかげで、理想的なオリーブオイルの原材料となる果実が生産できるのです。
丁寧な搾油プロセスを経て完成するコルニカブラのオイルは、とても高い抗酸化物質を含むという特徴を持っています。グリーンリーフ、リンゴのアロマが、強い苦さとスパイシーさに融合され、個性的で長期間安定している、素晴らしいオリーブオイルを生んでいます。
|